【実例｜都田の家】梅林の横で。広い土間空間に薪ストーブがある木の家【実例｜都田の家】梅林の横で。広い土間空間に薪ストーブがある木の家
ご夫婦と小さなお子様が暮らす住まい。
高さを抑えた切妻の大屋根と、明るい薄茶色の塗り壁で、大らかで落ち着いた印象の外観です。
代々受け継がれてきた梅林の一部に建っており、梅の木や周囲にひらけた景色、隣に建つ母屋との関わりを考えながら設計しました。
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敷地面積：355.01㎡（107.17坪）
延床面積：107.65㎡（32.50坪）
1階床面積：72.87㎡（22.00坪）
2階床面積：34.78㎡（10.50坪）
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設計／えん建築舎
施工／えん建築舎
外構／えん造園舎
玄関ポーチは、深い軒の下、三方壁に囲まれています。大らかな佇まいに似合う魅力があり、実質的には、雨や風を防ぎ、雨天時にゆっくりと傘の準備ができたり、木製玄関ドアの木の老朽化防止に効果があります。
玄関を入ると薪ストーブのある広い土間スペースがあります。このスペースは、冬の時期に椅子を置いて薪ストーブを囲んだり、本を読んだり、ご趣味である釣り道具の収納や、将来飼うことを予定しているワンちゃんの居場所として活用していく予定です。土間スペースには庭に続く勝手口があり、ワンちゃんを床張りの部屋を介さずに土間スペースへ出入りできるようにしています。
LDKに入ると、天竜材と白い漆喰壁の広々とした空間が広がります。カウンターを背にした広い製作ソファや、空間に統一感の出る木製キッチン、北に開けた景色と優しい光を取り込む書斎スペース、リビングやダイニングをぐるりと取り囲むようにつながるウッドデッキなど、ご家族がそれぞれ心地いい場所を見つけてくつろげる場所、ご家族が自然と集まって笑顔が生まれる場所など、ご家族みなさんが心地よく楽しく過ごせる「時」を想像しながら設計させていただきました。
今回の住まいでは、1階に主寝室と生活に必要な要素をすべて盛り込み、将来、ご夫婦だけの暮らしが始まった時にも、1階だけで暮らしが成り立つように設計しています。
2階には子供室とフリースペースを設けています。間仕切り壁を必要最小限にしているので、将来的に家具で仕切ったり、そのまま広く使ったりと、高い自由度で使っていただける場所です。
フリースペースの一部を、1階の土間スペースにつながる縦格子の腰壁にしていて、冬のあたたかな空気が2階にもやわらかく流れるようにしています。
